ボイドタイム研究

ボイドは「無効」という意味の言葉ですじゃ。
月がその他の星と　メジャーアスペクトを形成しない時間を指します。
マイナーアスペクトのみ形成していたとしても
ボイドから抜けたことにはならないようです。

月が、サインから、次のサインに移動するまでの間に起こります。
もともとはホラリー占星術から考え出された概念ですじゃ。

感情を司る月が、無防備になる、または監視のない状態で放任されます。
ボイドタイムは「真空の時間」とも例えられますじゃ。
なぜなら、月が他の天体からの干渉を受けない無重力状態の中に投げ出され
糸の切れた操り人形のようになるからです。

「何が起こるか分からない」
「感情が暴走しやすい」
時間と言われ

そのため「トラブルが起きやすい」時間ともされるのです。

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月の専門家のアル・H・モリソンは
「月のボイドタイム期間中に取った行動は
必ずといっていいほど
意図した成果や計画通りの結果には至らない」
と述べている。


月の状態と、犯罪捜査を研究したモリソンは
捜査がボイドタイム中に開始されると
犯罪者が無罪になって逃れる
ということを発見した。
ただし、捜査が行われることによって
犯罪者の再犯を防ぐことはできているので
計画通りの結果にはならないとしても
必ずしも、悪い結果ばかりが起こるわけではない、としている。

ボイド中に初めて会った人とは
期待していた通りの関係にはならない。
または、いっこうに関係が進展しない
なぜか連絡が行き違うなどの事態が起こりがち

ただし、結果を期待せず
気まぐれに見えるボイド中の月が、どんな意外なギフトをくれるのかを
流れに身を任せながら　力を抜いて楽しむようにすると
ボイドタイム期間ならではの贈り物があるかもしれない。

ボイドタイム中に起きたトラブルや人間関係のもつれは
深追いせずに、力を抜いてボイド期間が終わるのを待つと良い。

一般的には、瞑想、内省、掃除、休息など、受動的な活動に良い時間帯とされる。

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大きな行動を起こすタイミングとしては
ボイドタイムを避けるべきだというのが
多くの占星術家が同意する意見ですじゃ。

特に、現在は水星も逆行中なので
新しいプロジェクトの立ち上げには、さらに不利な状況になります。
水星逆行による情報混乱で、あとになって予期していなかったトラブルが浮上し
期待どおりの結果を得られないとされるのです。

水星の逆行は4月24日まで続きます。
水星逆行中のボイドタイムには
二重の意味で注意を払うべきかもしれませんね。


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バミューダトライアングル（魔の三角地帯）に消えた
ロスト・スカドロン（失われた飛行中隊）は
1945年12月5日、水星と火星が逆行中のボイドタイム期間に出発し
帰ってこなくなった。
この飛行中隊は、5機の完全武装の「フライト１９」で構成されており
それまで何年もの間、ボイドタイムに出発して　無事に帰還していたが
この時は「移送と旅行の星」水星の逆行と、
「物事を誤った方向に導き混乱させる」逆行の火星と、月のボイドが重なったため
移動に関わる情報の混乱と判断ミスが事故の引き金になったとされる。

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しかし、社会生活の中では
ボイド中だろうが水星逆行中だろうが
どうしてもやらなければならないイベントが起きる場合があります。
そんな時、うまく過ごす秘訣は
自分の欲望に耳を傾けるよりも、星が導く自然の流れを感じ取って従うことかもしれません。

ボイドタイムは、静かに内面をメンテナンスする時間
水星逆行中は、情報をもう一度咀嚼しなおして、丁寧にあつかう時間
と、頭のどこかで捉えるておくと、流れに逆らわずに乗っていけそうです。

ちなみに　今日のボイドタイムは
13時53分頃～15時49分頃までですじゃ。
水星も逆行中です。